Windowsナレーター#002 ナレーターキーの確認

Windows11に搭載されている音声読み上げ機能、「 ナレーター 」の使い方を勉強しています。今回はナレーター機能を使う為の修飾キー、「 ナレーターキー 」について勉強いたします。

ナレーターキー

パソコンでキーボードショートカットを使用する際に使う「 Shiftキー 」や「 Ctrlキー 」は、「 修飾キー 」「 補助キー 」などと呼ばれています。「 ナレーター 」の独自機能(ナレーターコマンド)を使う際には「 ナレーターキー 」という修飾キーも必要となります。

たとえば「 ナレーターキー + F12キー 」をプッシュすると、ナレーターが現在日時を読み上げてくれます。「 ナレーターキー + F1キー 」をプッシュすると、ナレーターコマンドの一覧が表示されます。ナレーターコマンドは、ナレーターが起動状態の時だけ利用できます

「 ナレーターキー 」は、キーボードの「 Insertキー 」「 CapsLockキー 」「 無変換キー 」「 変換キー 」などに割り当てられています。私のパソコンでは「 CapsLockキー 」以外の3つのキーに設定可能で、初期状態では「 Insertキー 」「 無変換キー 」にダブル設定されていました。ご自分のパソコンの「 ナレーターキー 」がどのキーに設定されているか、確認してみましょう。

ナレーターキーの設定画面

キーボードショートカット「 Windowsキー + Ctrlキー 「N」キー 」で「 ナレーター 」の設定にアクセスします。(キーボードショートカットを3つ記載します。どれか一つだけでも覚えると設定ウィンドウへのアクセスがとても便利になります。)

設定Windowsキー + 「I」キー
アクセシビリティの設定Windowsキー + 「U」キー
ナレーターの設定Windowsキー + Ctrlキー +「N」キー

ナレーター設定の10段くらい下のほうに「 ナレーターキー 」の設定があります。ここで「 ナレーターキー 」を4択の中から選択することができました。

「 Shiftキー 」や「 Ctrlキー 」と組み合わせることが多そうですので、私は左手で押しやすい「 無変換キー 」を使おうと思います。ノートパソコンで単独の「 無変換キー 」がないキーボードの場合、「 変換キー 」に切り替えないと反応しないかもしれません。いずれにしろポジション的に「 Insertキー 」が押しづらい場合は、「 無変換キー 」か「 変換キー 」に設定したほうが良いと思います。

ナレータキーの設定画面

ナレーターキーの設定を確認できたかたは是非、上記のナレーターコマンドを実行してみてください。

①現在日時の読み上げ
「 ナレーターキー + F12キー 」
②ナレーターコマンドの一覧
「 ナレーターキー + F1キー 」

ナレーターコマンドはナレーターが起動状態でないと利用できません。ナレーターの「 起動 」と「 終了 」のショートカットキーは「 Windowsキー + Ctrlキー + Enterキー 」です。「 起動 」するとすぐに音声読み上げを始めますので、ボリュームに気をつけてください。

ナレーター起動のショートカットキー

ここまでナレーター機能を使用するための修飾キー「 ナレーターキー 」について勉強いたしました。次回はナレーターの「基本設定」について勉強する予定です。ありがとうございました。#やはパソ #Windowsナレーター

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