Ps速習003_フォトショップとAdobeCC

Adobeフォトショップの基本解説、第3回です。

今回はフォトショップ使用方法ではなく、Adobeソフト全般的な解説です。

Photoshopの役割

画像加工を中心にいろいろな用途に使えます。活用フィールドは人それぞれです。

大きな役割は
①高画質印刷のための画像の修正や合成
Web・SNSや紙媒体制作のためのグラフィックデザイン
動画制作のための文字テロップやタイトルデータ作成
このあたりかと思います。

私の場合、
①SNS用の画像作成
②チラシ作成の為に画像修正してIllustratorに持っていく
③動画用のテロップなどを作成してPremiere Proに持っていく
こういうのが多いです。

Photoshopでは描きづらいベクターイラストはIllustratorで作成します。
イラレで描いてフォトショでまとめて、Premiere Proに持っていって動画にしたりします。
Adobeソフトはグルグル連携して制作を進めることができます。
その中でPhotoshopは静止画の画像処理に対して一番強いソフトです。

Photoshop単体でも動画のカット編集は可能です。ただし機能が少ないうえ、使い方の解説がネットであまり見つけられないのでPremiere Proでやったほうが簡単だと思います。

Photoshopだけ使いたい、というかたには「単体プラン」。月額2,728円のプランがあります。なぜか「Lightroom」という別アプリとのセット「フォトプラン」というのも月額1,078円でありましたが、2,178円に価格変更したようです。若干内容に違いがありましたが格安プランでしたので、お客さんにお勧めしたことがあります。「格安プランなので、いつかなくなるかもしれません」と言い添えましたが、値上がりでしたか。

他のAdobe主力ソフト

Photoshopはラスター系2Dグラフィックで静止画の加工が得意です。
マウスやペンタブでデザインを手書きする場合も、筆タッチや絵画調のイラストはPhotoshopに合います。ラスターデータは拡大縮小、変形やモード変換をすると、画質が劣化する可能性があります。

Illustratorはベクター系2Dグラフィックです。
ペンで描いたようなイラスト調、クッキリとしたデザインが得意です。ベクターデータは拡大縮小しても、画質が劣化しないことが特徴です。

Premiere Prorは動画編集ソフトです。
動画だけでなく静止画も組み合わせて映像制作できます。プロクオリティの動画編集をできるソフトですが静止画の処理は苦手です。そこでPhotoshopと連携して作業します。BGM挿入やナレーション録りもできますが、音処理にはさらに別アプリを使う場合もあります。

After Effectsはモーショングラフィックソフトです。
文字テロップやイラストを自由自在に動かして動画作成します。グラフィックを動かすという面ではPremiere Proより圧倒的に強いです。音がずれたりする特性があり、長い動画本編をつくるのには向かず、モーションを含む短い動画パートをつくるのに向いています。

Adobe CC プラン

現在、アドビソフトの仕様はサブスクリプション形式になっています。単体プランとセットプランがあり、中核アプリはCCプランで20種類以上がセットになっています。

個人契約「年間プラン月々払い」の場合、「CCプラン」は6,480円/月、「単体プラン」は2,728円/月が多いです。全てのアプリがCCプランに含まれるわけではなく3DCGのアプリなどは別契約が必要です。

年契約かどうか、支払方法などで利用料金が異なりますので、よく調べて利用しましょう。
レッスン希望のお客様はご相談ください。

以上、次回もよろしくお願いします!
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